どうもryopiinです
今日は、海外積立との比較保険商品第2弾!
ソニー生命「変額個人年金」について調査結果を報告します。
A. 保険×貯蓄は割高な手数料の投資信託

ソニー生命は商品の運用が上手いとの評判があるようじゃな。その実態について調べてみるぞ。
変額保険とは?
前回紹介したドル建て終身に比べて認知度が低い「変額保険」
まずはこちらの紹介をさせていただきます。
変額保険では、払い込んだ保険料の一部が運用され、その運用実績によって年金額、解約返戻金が増減します。
運用実績によって払い込んだ保険料の額以上の大きな保障や解約返戻金を期待できるという特徴があります。(逆も当然あるので注意です。)

保険+貯蓄能力を持った商品として老後資金や学資保険の代わりとしてに勧められるケースが多いようです。
変額保険の種類
変額終身保険
文字通り身が終わるまで続く保険のことをいいます。これが終身型の特徴で、運用実績によって保障額が変動します。契約を解約した際に生じる解約返戻金額も実績によって変動します。尚、解約返戻金には増減がありますが、被保険者の死亡時に支払われる死亡保険金については契約に定めた保険金額を上回ることはあっても、下回ることはありません。
変額有期保険(養老保険のイメージ)
保険期間が一定なのが有期保険の特徴で、運用実績によって保障額が変動します。契約期間の満期をむかえると、実績に応じた満期保険金が受け取れます。
有期ですので保険が終了してしまうと、保険の効果は期間終了後にはなくなります。保険料を払い続けることがないので契約した期間までの保険料の支払いになります。
保険期間中に被保険者がお亡くなりになった際に支払われる死亡保険金については契約時に定めた死亡保険金額を下回ることはありませんが、満期保険金や解約返戻金には最低保障がないので基本保険金額や払込保険料総額を下回ることもあります。
変額個人年金(今回紹介の保険はコレ!)
決められた年齢になると、支払った保険料を元に年金を受け取れます。変額保険の運用の状況によって保険金額が変わる仕組みと合わさった年金保険で、運用実績によって年金支給額が変動します。支払った金額よりも多く年金を受け取れれば嬉しいですが、状況によっては、元本割れ(支払った保険料よりも最終的に受け取れる金額が少なくなってしまうこと)になってしまうことがあります。そのため、変額保険を活用する際にはこのリスクを覚悟した上での運用が重要になってきます。
変額個人年金の特徴
運用成績で受け取る年金(解約返戻金)が増減する
保障+投信信託商品
運用先のスイッチングが年12回無料
年金受取中も複利効果あり
払い込み免除あり
運用ファンド一覧
この商品の運用結果を握るのは
下記ファンドの選択になります。

ファンドによって運用成績は異なります。
期待していた運用成績が得られない場合、年12回
※月に12回も可能(13回から手数料発生)

手数料が残念
保険商品の難しいところは小さな文字で書かれた各種手数料
こちらの商品も色々と手数料が発生します。
契約時(一時払い)に1.7%

ファンド維持手数料

年金受取時

個別投資 VS 変額保険

各種手数料が発生していることは分かってもらえたかの? 比較として保険を使わず投資した場合と変額個人年金との結果を見てみるかの。
パンフレットを引用して
30歳男性が月々20,550円を積立(運用実績3.5%) 総支払額616万5000円
25年間で解約=869万円(+252万5000円)

利回り3%投信信託に 月々20,550円 投資 総支払額616万5000円
結果983万4564円(+366万564円)


あれれ?約115万も違う結果になっちゃった...手数料もバカにならないなぁ

こう比較すると残念な結果に感じるかもしれないが、投資の世界を知らない人間からしたら元金から随分と増える結果予想を見せられたら加入する人は多いんじゃよ。
ちなみに今回の運用結果3.5%の場合
毎年100万円の年金額の1%の手数料×10年間で
更に10万円引かれることも忘れてはいかんぞ。
払い込み免除

まとめ
保障は掛け捨ての保険、貯蓄は投資で
ryopiinが投資先で選択しているインベスターズトラストでも最近
今回紹介した「世界株式型MSCI」を運用先とする元本確保型の商品が
存在します。
今回の比較資料であげた25年プランはありませんが、
最長の20年プランを選択すれば160%元本確保という商品も存在しますので、
選択肢のひとつに入れるのも面白いですよ!

もちろん「つみたてNISA」こちらも忘れずに!
(ネット証券なら手数料格安)
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