どうもryopiinです。
今回の記事では、現役世代が抱える不安「年金問題」についてです。
まず皆さん年金にどんなイメージを持っていますか?いつから貰えるか知っていますか?年金2000万円問題って?
年金を細かく知っていくとかなり時間を割いてしまうので、今回はポイントをいくつかに絞ってお話させて頂きます。
年金のイメージ

年金?退職したら働けないから国から僕たちへの給料みたいな感じかな

年金については老後生活のベースとなる重要な内容じゃ。まずはイメージを理解することが大切なんじゃよ。
結論からいうと「保険」です。
何の保険かというと長生きリスクに対する保険です。
年々医療の発展と福祉や介護への見直しにより人生100年時代と言われています。
※2007年生まれの世代からは平均寿命100歳とされています。
長生きすることは素晴らしいことです。しかし生活する上ではお金が必要です。
60歳で退職し(いずれ定年は65歳~)長年勤めあげた会社から退職金も頂き住宅ローンも完済され悠々自適な生活が待っているでしょう。
しかし定年までの貯蓄したお金は永遠に続きません。退職金は生活費に充てず住宅ローンの返済や家族を連れ豪華な旅行に行きたいですよね?
人により差はありますが、長生きすればするほど資金が底をつき年金という名の保険に頼らざるを得ない状況になります。
これが年金のイメージです。
年金受給はいつから?

これは知ってるよ!65歳からだね!定年退職伸びるだろうからバッチリだ!

その通りじゃ。だけどもう一歩深く制度について説明していこうかの。
これは知っている方も多いかと思いますが、原則65歳です。
原則 ← 引っ掛かりますね。そうです。年金は受給のタイミングを早めることも遅くすることも可能です。
それならいつ死ぬか分からないから早く年金を貰う方が良いだろうと思われますが、半分正解で半分不正解です。
年金の受給タイミングの説明
原則65歳から
受給資格を満たしていれば
繰り上げ受給(60歳~) 繰り下げ(~70歳)で受給可能
※注意点(受給額の増減)65歳から貰える年金額から
繰り上げ受給:1ヶ月=「0.5%減額」
繰り下げ受給:1ヶ月=「0.7%増額」
↑資金に余裕があれば繰り下げ受給が良いとされている。
僕自身も未来の話なので制度が変わったり資産状況が変わっている可能性もあるので確定とは言い切れませんが70歳繰り下げ受給を選択します。
※投資などで資産形成を作り上げれば年金受給の繰り下げは可能です。
繰り上げ繰り下げによる受給額の変動により資金に余裕があれば繰り下げ受給の方が良い理由は理解できたかと思います。
ただし、繰り下げ受給にして70歳を前にして死んでしまう可能性はもちろんあります。長年年金のために国にお金を預け貰えるハズのお金が貰えないなんて悔しいですよね…
しかし冒頭で述べましたが年金は「保険」です。
交通事故を起こし多大な被害が出た際に保険に加入していれば保険は最高のパフォーマンスを発揮し保険の大切さを実感するでしょう。逆に事故に遭わなければ保険の力は発揮しません。でも皆さんは車の保険は毎月毎月保険会社に支払いをして事故などなくても毎度更新をしても後悔はないでしょう。それは事故というリスクに対して保険で安心を買っているからです。
年金も同じなんです。長生き(例:資金が底をつく)という事故が発生した際に必要となるから年金という保険に助けて貰う。資産が底をつかず死んでしまった場合は、保険に頼らず保険を解約したようなモノです。だけどいつか資金が底をついてもまだ年金がある(65歳で貰った人より毎月多く貰える)という心の安心材料がある訳です。
まだ現役バリバリで働いている僕からして定年後の世界は分かりませんが、会社から離れたらお金の心配はしたくないですよね。
そんな心配事がひとつでも減ればそれこそ素敵な老後生活ではないかなと思います。
年金2000万円問題
最後に「年金2000万円」問題についてですが、簡単に下の画像を見てください。

上記画像の計算式が俗にいう「年金2000万円問題」の実態です。
年金だけでは足りないお金を若い内から投資で作り上げていきましょうね~
これが政府の伝えたかった結論なのですが、広報の仕方を完璧間違えましたね。笑
次回は、老後資金の作り方についてお話します。
ところでryopiinの記事を読んで頂いている皆様なら少しづつ気づいてきましたか?
・固定費の見直し=投資資金の確保
・年金問題=投資の必要性
上記2つは投資への道のりとしてかなり重要な部分です。
僕自身は正直いって投資への道のりは順番バラバラです。
23歳から株式投資を開始しましたが、始めた動機は株やってる俺カッコイイという完全勘違い野郎です。
おかげで投資をする上での証券口座の開設や損切りするメンタルは早いうちから準備できましたが。
年金問題またいつか時間がある時に色々説明したいと思います。
コメント